子役カウンター修理

子役カウンター

玩具ではないようなのですが、子役カウンターなる機器の修理依頼がありました。野鳥や交通量調査の際に使用する数取器の電子版という感じでしょうか。

雑誌の付録にあったものを中古で譲り受けたとのことで、最近になり動作が不安定(電源が落ちたりフリーズしたり)になったとのことです。では、診断してみましょう。

何やら不審なものが、、、。
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電池の容量を確認すべく電池ボックスの蓋を開けてみると、早速ですが何か不審なるものを見つけました。電池容量は、問題なかったのですが、どうもあやしい匂いがプンプンします。

不具合は三か所

裏蓋を開封すると早速不具合箇所を三か所発見できました。

  1. 青丸箇所:電池プラス側電極の根本半田付け箇所から、金属の髭が伸びています。
  2. 白丸箇所:電池蓋の開閉認識ボタンの電極の汚れ
  3. 赤丸箇所:液晶蓋開閉に連動した電源スイッチのバネ曲がり

まずですが、 青丸箇所の金属の髭が一番危険でした。推測ですが、中古で譲り受ける前の方が、修理をされたのかもしれなく電池プラス電極を半田付けする際に、残してしまった半田の残りカスか何かでしょう。この髭が、電池挿入時に電池のマイナス極に接触してしまいショートを引き起こします。

ちょうどボタンを押下する際に位置的に電池ボックスの蓋辺りを握ってしまうので、突然電源が落ちることやフリーズしてしまう原因は、この髭ですね。

また、 白丸箇所の電池ボックスの蓋を開く際には、蓋の解放が認識できるよう安全設計がなされていて電源が落ちます。しかし、接触の電極が酷く汚れており、接触が不安定になっています。これも不定期に電源が落ちてしまう原因ですね。

最後に、 赤丸箇所についてです。この子役カウンターは、物理的な電源スイッチは搭載されておらず、液晶も表蓋を開くと、その蝶番付近に設置されてあるバネが連動して接触し電源が入る仕組みです。逆に閉めると電源が落ちますが、途中までのカウント値は、保存されています。

半田の残り髭は取り除き、汚れをバネの曲がり癖を直して修理完了です。

無事復活

昨日無事にお願いしていました小役カウンター届きました!
ボタンもスムーズに押せて表示画面も落ちないし新品同様
です!
修理お願いして本当に良かったです!
ありがとうございました!  

~ご依頼者様のご感想より~