ソニートーキングカードプレーヤー・リピートカードプレーヤー・ランゲージ・パル LP-II 修理

カードプレーヤー

ソニートーキングカードプレーヤー・リピートカードプレーヤー・ランゲージ・パル LP-II 修理

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100, CP-55Aと株式会社エスコアール社製 ランゲージ・パル LP-IIという製品です。

ランゲージ・パル LP-IIという製品は、当医院での修理経験がありませんが、こちらのURLを拝見すると失語症の治療機器のようです。では、順番に状況を確認しましょう。

トップバッターは、ソニートーキングカードプレーヤーCP-1000です。つい先日、CP-1000Gという製品を修理しましたが、Gが付く製品と付かない製品がありますが、調べてみますと、学研向け教材用としてOEM供給された製品には、型番の一番最後にGが付くのでないかと推測されました。

cp-1000

動作は、カード検知してもカード送りもされませんが、モーターが駆動している音は聞こえるので、駆動系の不具合ですね。開封してみると、ゴムベルトを駆動するプーリーのグリスが劣化して固着しており、またそのプーリーを通じて動力を伝えるゴムベルト2本も伸びており交換が必要でした。カードを送るゴムローラーも、経年劣化で固化が出ておりますので交換が必要で、全て新品に交換します。

プーリーのグリス固着
ゴム系パーツの交換
ゴムローラー

CP-1000のゴムローラーですが、製造時期によって金属のスペーサーが付くものと付かないものがあります。当医院では、両方に対応できるゴムローラーを在庫しております。今回は、スペーサー無し版ですが、つい先日修理を行ったCP-1000G 3台のこちらは、全てスペーサーありでした。劣化グリスの掃除と再グリス、ゴム系パーツの交換で修理完了です。


つぎは、CP-55Aを診断します。

CP-55A

こちらもゴムベルトを駆動するプーリーのグリスが劣化して固着しており、清掃と再グリスをします。またその動力を伝えるゴムベルト2本も経年劣化で固化しており交換が必要でしたので交換します。

ゴムベルト

ゴムローラーも、表面のテカりが出始めておりますので交換をします。

ゴムローラー

CP-55Aも一連のグリスの清掃と再グリス、ゴム系パーツの一式交換で無事、再起しました。

他の修理依頼も同じですが、当医院では、返送前にアルコールで全体をきれいにしてから返送をしております。修理でグリスや手の油などが付いてしまうので、きれいにします。


最後にランゲージ・パル LP-IIです。

LP-II

当医院では、初の修理事案なので仕様について調べてみました。

こちらにも詳細がありますが、動作モードには、先生用と生徒用があります。また、ブランクカードなるカードが用意されており、自由な音声を録音もできるようです。

通常は、先生モードでカードに録音された音声を再生しますが、生徒モードにすると、自分の反復練習用に録音した音声を続けて再生比較もできるようです。

内部

先生と生徒用モードは、機械的に磁気ヘッド位置がカードを上下しトラックを切り替えるようになっております。また、カセットテープレコーダーのように右側に消磁用のヘッドもあるので、録音に対応していますね。

さて、ざっくりとした動作仕様は、このぐらいにして、不具合をみてみます。

まずカードを挿入してもうんともすんともという感じではなく、動作が不安定です。カード挿入検知用のLEDが、本体中央にあるのですが、カードを挿入しても反応しません。音声の再生系は無事かを確認するため、手で押して送るとぐちゃぐちゃですが、音声は再生されます。磁気ヘッドと増幅回路系は、生きている見込みありです。

ですが、カード検知時に光るだろうLEDですが、カードを抜くときに一瞬光ります。

( ,,`・ω・´)ンンン?

おや!?

実は、カード検知のスイッチの接触不良で、がっつりレバーを押し込むとOFFとなり、微妙に離れるとONになっていたという状態でした。テスターでの導通チェックでも、接触不良がすぐ発見できました。

カード検知スイッチ

しかし、このスイッチは、分解が用意ではないので、接点回復剤で回復をみます。

中々頑固です。たっぷり内部まで染み込むまで吹き付けON/OFFを繰り返します。

頑張ること、10回程で安定的にON/OFFが切り替わりようになりました。

と実際に再生確認をすると新たな問題が出てきました。

ゴムローラーが滑ってカードが途中でスリップします。

ゴムローラー

当医院では、ソニー製のカードシステム向けの在庫は用意しておりますが、他社製品のゴムローラーの用意はありません。ソニー製カードシステム用のゴムローラーを用意する際も、たいへんでしたが、新たに準備するのは、とてもたいへんです。

  • ゴムローラーは、容易に取り外せる仕様か?
  • ゴムメーカーさんにサイズ採寸して発注する場合、金型代や初期ロット分などコストに見合う費用で製作ができるかコスト試算が必要。
  • ランゲージ・パルとしての専用品になるので、今後の修理台数の見込みが多くないと発注は不可能

おもちゃ修理においては、どのパーツもそうですうが、製作に多額の費用をかけては無意味になります。特に、製品代金より多くの修理費用は、特段の理由がない場合は、厳しいと思います。

ということで、ランゲージ・パル LP-IIについては、ゴムローラーを新規に製作するのではなく、表面を紙やすりでざらつかせて摩擦を増すということで、今回は、ご依頼者様と合意できました。

以上で、修理が完了です。


トーキングプレーヤー等、3台を拝受しました。

どれもカードが動き、きれいな音が出て、感激しました。

修理をしていただき、本当に助かりました。 感謝いたします。

~ご依頼者様のご感想より~

ソニートーキングカードプレーヤー・リピートカードプレーヤー 修理

CP-33

ソニートーキングカードプレーヤー・リピートカードプレーヤー 修理

今回は、使用している3台のカードプレーヤーが全て使用不能になったとのことで修理のご依頼です。まずは、3台の内、CP-33から着手します。

ゴムベルト

再生不良は、他のカードプレーヤー同様ゴム系パーツの経年劣化でした。幸いに溶解状態は免れておりましたが、ベルトが伸び切って駆動できなくなっております。新品と交換をします。

さて、カードの再生確認をすると、カードの再生はできるのですが、次に肝心のゴムローラーの状態が気になります。やはり表面にテカリ初めており、近い将来に滑り出しそうでした。

ご依頼者様とご相談し予防的に新品に交換を行うことになりました。

ゴムローラー
交換完了

ゴムの溶解もなく、無事パーツの交換もできました。これにて1台目の修理は完了です。


CP-1000G

次にCP-1000G 3台を診ます。

ご依頼様は、新品のまま三台を保管していたようで、ぴっかぴっかでした。では、故障の原因を探します。 いずれも同じ症状でした。

固着プーリー

CP-55Aでもよくあるプーリーのグリスが固着しており回転できなくなっております。ただ、シリコンスプレーなどの潤滑剤を吹き付けただけでも、一時的には回転するようになるのですが、あくまでも一時的で数日すると再度固着して動かなくなります。

そのため分解し清掃グリスします。

汚れ
清掃

3台とも同じ症状でグリスの固着が原因で駆動不良を起こしておりました。また、ゴムベルトは、まだ使用できるレベルではありましたが、3台の内、1台のゴムベルトの伸びがありましたので、近い将来他の2台も伸びる懸念を相談したところ、予防的に3台とも全てゴムベルトを交換することになりました。

ゴムローラー

ゴムローラーは、ほぼ新品の状態でしたので、アルコール洗浄のみとしました。


心から感謝いたします。迅速丁寧な対応で安心しました。

しかもあきらめて捨てるしかないかなと思っていた『お宝』がなんと!息を吹き返して手元に戻ってきた感動は忘れません。

これからもお世話になりたい病院の一つになりました。

~ご依頼者様のご感想より~

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100 修理品販売

CP-1100

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100修理品販売

当医院では、修理依頼以外に故障品を修理してレストア品として販売もしております。こちらです。

故障のため本体を廃棄しカードのみが残っていた方など向けに本体のみの販売を行っております。今回のその修理に関する記事となります。

因みに、残念ながら当該製品は、既に売却済となりますが、在庫は順次補充をしてゆきますので、ご希望の方は、時折出品のチェックをくださいませ。

故障原因は、懸念劣化によるゴム系部品の固化や伸びとなり、一式交換を行い修理しました。

シリコンゴムへ交換
シリコンゴムへ交換

今朝、電池を入れてカードを通してみました。

2歳の息子がとても楽しそうに遊んでいました! 私が子供の時に使っていたプレーヤーはもうなくなってしまって、カードだけ保管していたのですが、 まさかまた使える日が来るなんて 夢にも思ってもみませんでした!

幸運にも瀧下さまのサイト、プレーヤーに出会え、 昔のカードがまた使えるようになり とても懐かしく、両親ともに喜んでおります。 これからたくさん、大切に使います! 心より感謝申し上げます。 どうもありがとうございました!

~ご購入者様のご感想より~

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100修理品販売(ACアダプター品)

CP-1100

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100修理品販売(ACアダプター品)

当医院では、修理依頼以外に故障品を修理してレストア品として販売もしております。こちらです。

故障のため本体を廃棄しカードのみが残っていた方など向けに本体のみの販売を行っております。今回のその修理に関する記事となります。

今回の故障原因は、今までに経験のない症状でした。

電池をセットすると、カードを挿入していないのにゴムローラーが回り続けるという症状です。

まぁ、頑張ればカードの再生もできなくはないのですが、これでは電池がすぐ空になってしまいます。

CP-1100は、電源スイッチなるものがなく、カードをスリットに挿入し検知した際に電源ONになり、カードの再生終了は、カードが最後まで送られ検知スイッチから外れた際に電源もOFFになります。

予想された原因は、以下の通り。

  • カード検知スイッチの故障で常にONになっている
  • モータードライバが常にONになっている
モータードライバ

モータードライバの回路を至極単純でNPNトランジスタをスイッチングとして使い負荷にモーターをつないでいる回路です。

※余談ですが、モーターに並列で接続される還流ダイオードは、フリーホイーリングダイオードっていうんですね。

本体を開封しまずは、カードを物理的に挿入検知するスイッチを調べましたが、問題ありませでした。回路をたどっていくと、NPNトランジスタ 2SD400のベース電流が印加されていないはずですが、コレクタ電流が流れています。明らかにおかしいです。

トランジスタチェッカー

チェッカーで確認すると、PNPトランジスタを認識されコレクタからエミッタまでにチャンネルができているようですね。前述の回路図のとおち、コレクタからエミッタまでの回路のパスが形成されているので、常区ON状態なので、故障の症状と一致しました。

2SD400は、市場で入手もできるのですが、電力増幅用の2SC2120の手持ちがあります。絶対定格は、2120の方が大きく、コレクタ電流は、少し低めですが、データシート比較確認の結果交換できそうでしたので再生品質は、カード挿入して確認することとして交換をしました。

交換トランジスタ
2SD400
2SC2120

また、今回は、以前から自分も改善できないかと思案しておりました、ACアダプター化を行いました。というのも、後継機のCP-33, CP-55, CP-7000は、当然ながらACアダプターが付属しているのですが、CP-1000GやCP-1100, CP-1200は、乾電池のみとなります。まぁ充電池でもいいんでしょうけど、ACアダプターがあれば、便利と思いACアダプター化も行いました。※ACアダプター化に際しては、回路設計など十分確認しながわ行っておりますが、回路ショートなど不測の事態なども考えられますので、自己責任にてご使用いただく旨承諾をいただきます。

ACアダプターが、優先的に電源として供給されます。乾電池をセットしたまま、ACアダプターを接続するとACアダプターからの電源が優先供給されACアダプターを抜くと乾電池に切り替えられます。※設計動作画にされた付属のACアダプター以外の仕様は、厳禁となります。

ご希望の方は、こちらから購入ができます。売り切れの際は、ごめんなさい

CP-1100

カードの後ろに見えるLEDが点灯しているのが、ACアダプターです。

デビルっちのたまごっち 液晶修理

デビルっちのたまごっち

デビルっちのたまごっち 液晶修理

今回のご依頼は、つぶれたネジではなく、液晶ドットの縦抜けの修理依頼です。

因みに、この黒筐体のデビルっちのたまごっちは、激レア物らしく、中古市場では、数万円で取引されているようです。もう、おもちゃじゃありませんね。※たまごっちは、なんでも鑑定団でも鑑定にだされているものもあるようです。

液晶の表示不良は、液晶自体の故障もありますが、液晶モジュールの端子と基板間の接触不良でも表示不具合がでます。

抜け具合

完全に表示ができないというよりは、反応するラインとその周辺のちらつきもでているような、アナログチックな症状です。

接触ズレであれば、位置の調整で元も戻りますが、どうでしょうか?開封して状況を拝見します。

液晶モジュール端子面

他のたまごっちを修理したことがあると分かりますが、この端子面は、ゴム製でゴムの中に電極の粒子が埋め込まれております。以前のお仕事で、この手の電極が埋め込まれているゴムを使ったことがあるので、同じ形態のようですね。画像でも認識できますが、表面に凹凸ができています。

これは、接触する基板側の電極パットの形がそのまま押し当てられているので、その形状が残ったものです。まずは、表面をアルコールで洗浄し位置ずれがないか確かめしましたが、どうも位置連れではなさそうです。

画像にもあるようにアライメントを調整するため、液晶を固定する抑えがあります。なので、容易に位置ズレは起きなさそうですが、念のため微調整しながら表示の改善がされるか試したところ、まったく改善されません。また、抑えの力が弱くなった可能性も考え、端子上部にテープフィルム一枚程度を貼り付け抑えを増しても 改善されません。

小手先の対応では、どうも無理そうです。ゴム電極表面を軽く研磨してみようかと思ったのですが、研磨作業でゴム電極諸共剥がしてしまうリスクもあったので、ご依頼様にその旨ご相談したところ、現調査まで諦められる旨とのことでしたので、修理不可とし返送をさせていただきました。

液晶モジュールを中古のジャック品から流用できるかも検討しましたが、先の通り、中古市場では流通はもとより、そもそも高額取引されているためジャックパーツも無理です。

※それとですが、液晶モジュールを他のたまごっちからの流用も考えましたが、液晶の背景が変わってしまうため、これも断念しました。

アンパンマン ワクワククレーンゲーム プーリー滑り修理

ワクワククレーンゲーム

アンパンマン ワクワククレーンゲーム プーリー滑り修理

なんか久しぶりのおもちゃらしいおもちゃの修理でうれしいです。※独り言

遊んでいる途中でお子様がクレーンのパケットを引っ張ってしまい、それからパケットが上下しなくなったとのことです。クレーン移動時の縦横の動きには問題ないが、パケットの上下のみ動かなくなったそうです。

垂れたパケット

垂れたパケットは、こんな感じ。

このワクワククレーンゲームについては、内部構造を詳しくこちらで解析・解説しております。

2019.2.7 [備忘録] アンパンマン わくわく クレーン ゲーム の動作仕様

アンパンマン クレーンゲーム ギアボックス 修理

パケットを上下するには、内部のプーリーで鎖で巻き取ることになりますが、巻き取れない原因は、ギア関係かモーター関係か電源回りかさて診断してみましょう。

まず、動作確認ではモーター音もしており、何やら空回りのような気配です。分解してみると鎖を巻き取るプーリーと軸が完全に滑っておりました。

垂れた鎖
滑っているプーリー

このプーリーが軸を滑ってしまうと鎖を巻き取れません。金属製の軸には、溝が付いており、プラスチック製のプーリーと噛み合うように設計されております。ですが、プーリー側の山が完全に削り取れてしまい滑っておりますので、恐らくはパケットを引っ張ったときに削り取れてしまったのでしょう。

さて、修復の案です。まずは、エポキシ系の接着剤で金属製の軸とプーリーが接着できるか確認します。ポイントは、このパケットは、上下する際に上死点でトルクギアを故意にスリップさせるため、その力に耐えうるだけの強度を確保できるかです。強度が低いとスリップの際に、接着した箇所が再度スリップを起こしてしまいます。強度が、保てなかった時は、軸径のサイズに合う圧入できるギアを用意し、プーリー側の穴を拡張加工しはめ込み接着という案を考えておりました。

クイック5

エポキシ系の接着剤には、クイック1というのもあって、クイック5は、5分で硬化開始、クイック1は、1分で硬化開始です。以前、クイック1を使っていたのですが、1分だと接着後の微調整でもたつくと硬化し始める弊害があったので、クイック5を多用しております。

赤いプーリーには、パケット開閉のためも半周分の回転しろがあるので、横のプーリーに接着剤が付かないように十分注意し接着剤を付け一晩おきます。翌日の確認テストで、十分な強度も確認できましたので、接着は成功としました。※実は、以下の新たな不具合の解消のため、数時間に渡るテストを行ったので、強度テストには、十分過ぎるほどの強度であることも確認できました。

横ずれスリップ

パケットの上下の動きに問題がないかを確認していたところ、新たな不具合が発見されました。以下の動画を確認ください。上記画像のポイントで横ズレの際スリップが発生します。かなりの高確率で横ずれの際にスリップを起こします。

一難去ってまた一難。

横ズレの際に内部のトルクギアがスリップして動けなくなります。この症状が出た際、一旦電源を落としてみると、正常に動きだします。蓋を開け上部からスリップの際の動きを観察すると、どうもクレーンがホーム位置に戻る途中の最前位置に来た際に、横レールのギアのかみ合わせに無理に力が加わりかみ合わせズレが起きているようです。力が加わったままですと、ズレが解消できずトルクギアのスリップが起きますが、一旦電源を落とすと、その力が一旦抜けかみ合わせが元に戻るので、再度動きだせるようになった訳でした。

さてさて、困りました。かみ合わせズレを起きないようにするには、どうすべきか、、、。そもそも最前位置まで動いた際に無理な力が加わるの抑制すべきか、スリップしないようトルクギアの滑りを抑制すべきかを悩んでおり、いろいろ調べてみると、原因がはっきりしました。

トルクギアの摩擦が、ほとんどなくなっております。回転時に指で軽く抑えただけでも、スリップして止まってしまいます。

グリスまみれのトルクギア

トルクを逃がす接面にグリスが入り込んでいるので、一旦アルコール脱脂してみましたが、ゆるゆる感です。このトルクが逃げる強度までの閾値が低すぎて、ちょっとの抵抗ですぐスリップしております。備忘録にも掲載しておりますが、トルクを上げるためにスプリングに針金を一周巻き付けてみました。

針金の巻き付け
ギアボックスとの緩衝に気を付けて

残念ですが、その効果も全くないほど、ゆるゆるでした。 残すは、トルクギアの構造を改造するしか策はないと思うのですが、ご依頼者様にお聞きすると、そもそもこの状態は、購入した直後から発生していたとのこと。 ̄▽ ̄;あー。。。

初期不良として交換もできた可能性もありましたが、トルクギアの摩擦増強策が、思いつかないため、ご依頼者様と相談し、修理はパケットの上下のみとし、本不具合が発生した際は、一旦電源を落として遊んでもらうことで合意できました。トルクギアの摩擦を上げる方策は、今後の宿題としたいと思います。


さっそく、息子は大喜びで遊んでいました。 本当にありがとうございます。 メールや郵送等、やり取りがスムーズで、大変ありがたかったです。 また、すぐに修理に取り掛かっていただき、動画付きの丁寧なメールでの進捗状況を伝えていただき、分かりやすく安心して預けることができました。 修理も早く、大変驚きました。 私ではどうすることもできずに困っていたところたまたまネットで見つけ、瀧下さんに出会えたことに感謝しています。 また何かおもちゃで困ったことがあったときには、ぜひ瀧下さんにお願いしたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。

~ご依頼者様のご感想より~

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100ゴム系パーツ交換

CP-1100

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100ゴム系パーツ交換

当医院では、おなじみのソニートーキングカードプレーヤーCP-1100です。

30年ほど前にご使用になられていたとのことで久しぶりに使用しようとしたところ使えなくなっていたとのことです。

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100は、電子系や筐体の設計がしっかりしているようで、ゴム系パーツの経年劣化、スピーカー故障以外の不具合はみたことがありません。※と言っても断言できる程の数を診断しているわけでもないのですが、、、^^;

さて、前置きはこのぐらいにして、不具合の原因は、やはりゴムローラーとゴムベルトの劣化でした。特にゴムローラーの滑りとカード自体の劣化も相まって再生不良を起こしておりました。

ゴムローラー、ゴムベルトの交換と本体内部の清掃、磁気ヘッドの洗浄、可動部の再グリスを行い修理完了です。

交換3点パーツ
ゴムローラー

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100 ゴム系パーツ交換

CP-1100

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100 ゴム系パーツ交換

当医院にご依頼のあるゴム系パーツの劣化でカード再生不良を起こしておりました。カードを手で押すと正常に再生できるそうでした。

交換するパーツは、カードを直接送るゴムローラーとそのゴムローラーを駆動するゴムベルトとなります。交換後、正常に再生できるようになりました。


早速、孫と保存していたカードを使って楽しんでいます。

長い間、動かなかったプレーヤーがきちんと動いて音声も ハッキリと聞こえます。可動速度も問題ありません。 本当にありがとうございました。

最初の申し込み時から丁寧なやり取りをメールでしていただき 受付していただく旨の連絡以降も修理箇所をその都度連絡いただき 当方の承認を取られ、シールの切断も当方の了解を得られるなど 適切な対応で安心して お任せできるとわかりました。

また送付の中の 送付状等の関係書類もわかりやすいものでした。

改めましてボランティアでの 活動に敬意を表させていただき 感謝申し上げます。

引き続きの御活躍を祈念申し上げます。 ありがとうございました。

~ご依頼者のご感想より~

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100 スピーカー交換

破損スピーカー

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100 スピーカー交換

今回のご依頼は、30年程前に購入され、14年程前までご使用になられていた、トーキングカードプレーヤーとのことです。保管後に再度使用しようとしたところ、カードは、途中で止まり、音は全く出ないとのことです。音が全く出ない点とカードが途中で止まる関連性に何かありそうですね。早速状況確認します。

再生テストでは、カード送りは、概ね良好でした。カードによっては、表面に凹みができてゴムローラーがスリップしてしまうカードもありましたが、音が出ない理由は、ゴム系パーツの経年劣化とは無関係っぽいです。

試しにイヤホンで聞いてみると、正常に音声が再生されているので、原因はスピーカー本体かリード線の断線と予想されます。

本体を開封し目視レベルでは、断線等はありませんでしたが、やはりスピーカーが故障しております。取り外しインピーダンスを計測すると異常値をさしており、チェッカーでの検査も音声再生できていません。

破損スピーカー

在庫スピーカーと交換しテストすると音声は良好に出力されました。

スピーカー受け

ただ、CP-1100は、スピーカーの磁石のサイズに合わせて筐体が設計されているので、純正スピーカー以外に交換する場合は、サイズが合わないです。当医院の在庫スピーカーでは、ウレタンを加工してはめ込んでいます。

ウレタン

また、ゴム系パーツも調べてみましたら、ゴムローラーは経年の固化でテカリが出ておりカード送りでスリップが出ています。ゴムベルトも今後も末永くご使用になるために交換をお勧めし交換となりました。

ゴムローラー

ゴムローラーは、経年で硫黄分が抜けると固化し上記の画像のようにバリバリに割れてしまうくらい固くなります。これでは、カードがスリップしてしまいますね。

故障したスピーカーとゴム系パーツの一式交換ならびに内部清掃、磁気ヘッドの清掃にて修理完了です。


この度はソニーのトーキングカードリーダの修理で宅配おもちゃ病院にお世話になりました。 ネットでおもちゃ病院の事を知り問い合わせたところ、すぐにお返事いただけ対応してもらえました。

ただ、込み合っているとの事で12月上旬に申し込み、2月上旬に受付可能との連絡いただきましたので、受付から修理まで時間がかかることだけは今後依頼される場合、ご理解されたほうがいいと思います。 受付から終了完了までは早かったです。

動作確認など動画で知らせていただけるので、状況が分かりやすかったです。 古い機械で、修理は無理かと思っていただけに、再利用できることになり感謝しています。

また不具合のあるものがあれば、依頼させていただきたいと思っています。

ありがとうございました。

~ご依頼者様のご感想より~

ソニー トーキングカードプレーヤー CP-1100 ゴム系パーツ交換

CP-1100

ソニー トーキングカードプレーヤー CP-1100 ゴム系パーツ交換

オークションで購入されたそうですが、カードの再生に問題があったそうです。正常に再生できるということでご落札されたそうです。

※当医院は、不具合品としてオークションで購入されたおもちゃのご依頼は受け付けしません。

カードの再生状況を確認すると音が小さいのと音がこもっております。何か問題は出ていることは確かでですね。では、早速中身を拝見します。

隙間

カードの磁気テープと磁気ヘッドの間に隙間が空いております。ゴムローラーが経年で固化劣化しらのもあるのでしょうが、長年の再生で、摩耗もしているのでしょう。また、ゴムローラーを駆動するゴムベルトも固化劣化しているので、今後もことも考えると一緒に交換をお勧めし、ゴム系パーツの全てを交換することになりました。

左劣化品、右新品

今回は、ボリュームにもガリ音が出ていたので接点復活剤を吹いておきました。

ボリューム

お陰様で子どもたちは、早速トーキングを持ち出し遊んで聞いています。 入院前と全く違う動作に、よく治していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

~ご依頼者様のご感想より~