ソニートーキングカードプレーヤー CP-1000 修理の修理

CP-1000

ソニートーキングカードプレーヤー CP-1000 修理の修理

修理の修理と何やら意味不明なタイトルですが、何方かが挑戦した不適切な修理を当医院で修理フォローした記事となります。

修理費無償でご提供していた以前は、フリマやオークションなどで、故障品と知りつつお安く購入されたお品の修理は、お断りをしておりました。理由は、転売目的の利益の確保に協力する形にあたるためです。ですが、実際は、その事実を確認することも難しく、現在は有料での修理とさせていただいているので、カードプレーヤー類の修理においては、入手経路もその後転売についても不問としております。

さて、今回は、オークションで入手された機器が、故障しているようでということ修理のご依頼がありました。カードを差し込んでも声が震えているようとのことです。※震える!?

状況を確認しましょう。

んんん!
おや?

本体の隙間から目視確認したときから、何やら見慣れない部品が付いているのは分かったのですが、これはなんでしょうか?

恐らく、元々付いてたゴムローラーが固化し滑っているので、代わりの部品を探し交換をしたと思います。※見た目、サッシのゴムパッキンのようですね。

声が震えてしまう原因は、この突起のためでしょう。しかも、接着剤でしょうか、黒いネバネバもケースに付いていて除去清掃が大変でした。

黒いネバネバ

修理としては、このゴムローラーとゴムベルトを交換して完了となりますが、今回はカードの磁気劣化もありました。

メロディ系のカード

動作確認用のカードが、会話メインのカードではなく、音楽のBGMも含まれるカードとなります。やはり、今回の動作確認では、BGM部のメロディのみに歪みが出ております。

この現象は、カードの劣化に起因するんでしょうが、特にBGM入りのメロディのみが歪むといった原因が全くの不明で困っております。現状は、この点につきましては、仕方なくご了承いただくことになります。


修理していただいたプレーヤーで娘から孫の代まで楽しくカードで遊べるようになりました。

音声が震えて聴きとれなかったものが、少しこもって聴こえる部分もありますが、はっきりと聴こえるようになりました。

修理できないとあきらめていましたので、聴けるようになってとても嬉しいです。 また修理の内容も丁寧にご説明いただきました。本当にありがとうございました。

~ご依頼様のご感想より~