たまごっちユニ シリコンボタン交換とバッテリー保護クッション材挿入

たまごっちユニの凹んだままになったボタンの修理依頼がありました。

シリコンボタンは、サクッと新品のボタンに交換してしまいます。

では、診断をしましょう。

おやおや、バッテリーパックの両面テープが剥がれて、バッテリーパックが本体内部で動いたようです。

バッテリーパックの位置が本来の位置から右下に動いています。

これは、ダメですね。

最悪、バッテリーパックの外装に衝突の衝撃で破損でもすると、充電時に膨らみ過熱し発火の危険性もあります。

で、ボタンの状態はというと、

Aボタンが完全に凹んだままになっていますね。

この状態で起動すると、Aボタンが押下されたままなので、メニューが永遠推移します。

では、開封して状態を確認します。

やっぱり、USBのコネクタにぶつかってバッテリーパックの底面が凹んでいます。

外装が避けるなどはありませんが、これは危険です。

Bボタン制御のチップダイオードが剥がれるなどはありませんが、バッテリーパックの貼り直しと絶縁性のクッション材を挟んでおきます。

このバッテリーパックが本体内部で自由に動いてしまうと、チップ部品にも衝突して部品が基板からもげてしまいます。

カパカパ状態でした。

他の修理案件ですが、バッテリーの端子導線やサーミスタ線が断線したりします。

USBコネクタとの間にクッション材を挟んでおきます。

さて、肝心のシリコンボタンですが。Aボタンは完全に埋没しており、Bボタンのシリコンボタンの傘の付け根で裂けておりました。

破損したボタンは、新品のシリコンボタンに交換します。

交換したボタンは、純正のボタンではないのですが、元のように遊べるようになります。

保存データもそのままで、無事修理できました。

以上で修理完了です。

動作確認