たまごっち ネジ外し

たまごっち

たまごっち ネジ外し

たまごっちのネジ外し第1弾となります。今回は、たまごっちのネジ外しを集中して取り掛かります。まずは、第1弾で3個のネジ外しのご依頼です。便宜上、色で区別します。

黒いたまごっち
赤いたまごっち
青いたまごっち(左)
青いたまごっち(右)

黒いたまごっちは、取り外せなかった左側のネジを、赤いたまごっちも同じく左のネジを青いたまごっちは、両方のネジが取り外しの対象となります。

黒、赤ともネジの溝が全くなくなっており、青いたまごっちも溝がなくなっています。目視では、青のたまごっちのネジ頭の程度が幾分良好なので、青いたまごっちは、たぶん容易に開封できそうと高を括っていたら、痛いしっぺ返しをくらいました。

いつもの手順にて開封を行い、黒と赤のたまごっちは、無事開封に成功しました。毎回ですが、手を大けがする危険性をはらみながらの作業は、毎回ドキドキ、冷や冷やします。

強くドライバーを押し付けるので、誤って左掌にドライバーを突き刺してしまう危険性があるので、ご覧の皆さんは決してマネをしてはいけません。万一お怪我をされても、当院では一切の責任を負いません。

無事開封
動作確認
無事開封
動作確認

最後に青いたまごっちですが、ネジ頭の溝周辺の肉厚がかなり残っていたので、簡単に開封できるだろうと油断しておりました。

青いたまごっちは、かなりきつく締められており、強く押しつけてネジの溝と筐体の摩擦を弱めることができませんでした。強く押してゆっくり回すを鉄則に開封に挑戦しましたが、ネジはびくともしません。

ネジの頭は、削れるばかりで、周辺の肉厚がなくなったところで、現状のままでの開封は断念しました。

青いたまごっち(左)
青いたまごっち(右)

ネジを回転することで開封することは、もう不可能なので、ご依頼者様へ以下とご提案をしました。

  1. ネジの頭を削り取り蓋を開封する。裏蓋のネジ周囲に削った際の傷が付くことを了承いただく。
  2. 残りの下半分のネジ除去に挑戦するが、ペンチで回す際に諸共もげてしまった場合は、本体にネジ穴に拡張した穴を開けて残ったネジを除去。
  3. 除去が成功した場合は、拡張した穴をリペア剤で補修してネジは再度締められるようにする。こちらが過去の施工例です。

ですが、この手法を用いると、蓋はもちろん、本体側にも傷が付いてしまうので、ご依頼者様へ判断をお伺いし、今回は、青いたまごっちの開封は断念されるとのことでした。残されているボタン電池の液漏れなどの注意点をお伝えして作業終了となります。