白たまごっち 破損電極移殖交換 修理

白たまごっち

白たまごっち 破損電極交換 修理


本当に迅速かつ丁寧にご対応頂き、ありがとうございました。

これで娘と2世代にわたってたまごっちで遊ぶ事が出来ます。

改めて今回は本当にありがとうございました。

~依頼者様のご感想より~

連日のたまごっち修理祭です!

自分は、たまごっちに詳しくないので、筐体の色でたまごっちを呼んでいます。

今回のたまごっちは、白地に青柄のたまごっちですが、白たまごっちと呼んでいます。

多分、細かく名前があるように思うのですが、スンマセン、よく知りません。。

さて、修理に話しを戻します。

約25年前に購入されたたまごっちをお子様が遊んでいた際に、急に画面が消えたり、消えたかと思いきや電源がONになったりOFFになったりと不安定だそうです。

恐らくですが、電池ボックスの電極がらみの不具合でしょうかね。

さて拝見します。

液漏れ痕

やはり、電池ボックスの電極に液漏れによる腐食痕があり、粉がこびり付いています。

液漏れ腐食痕

こちら側にも腐食痕がありますね。

液漏れの粉がこびり付いたままですと、辛うじて電池の電極と接触したり、こび付いた粉の箇所では電極が離れたりすると、依頼者様のような不安定な動作となります。

腐食痕を研摩して綺麗にします。

ですが、電極が一ヶ所折れています。

折れてます

ちょうど液漏れの腐食がある箇所で電極端が折れて、おれた残骸もないですね。

これも接触不安定の原因になりますね。

うーん、このままでもカツカツで電極に接触するだろうけど、心もとないです。

ちょうど、当医院には部品取り用の全く同じたまごっちがあり、また運よくこの基板に半田付けされている電極のパーツが綺麗な状態で残っています。

この電極は移殖することにします。

その他の腐食部分は、ルーターで研摩しておきます。

移殖
左:折れた電極 右:移殖電極

綺麗に基板からも取り外し、半田の残りも綺麗に吸取っておきます。

半田付け

サクッと半田付けしてしまいます。

半田盛り

本体を分解したついでなのでシリコンボタンの電極もアルコール拭きしておきます。

電極掃除

問題なさそうですね。

今回は、電池ボックス蓋のスペアネジもご注文を頂きましたので、純正のステンレス製ネジとワッシャー付きのオリジナルネジを同封します。

以上で修理完了です。