マジカルスマートノート タッチパネル交換修理

マジカルスマートノート タッチパネル交換修理

マジカルスマートノート タッチパネル交換修理

当医院でお馴染みになりつつと勝手に思い込んでいるセガトイズ製のマジカルスマートノートです。

誤って落としてしまいタッチパネルを割ってしまったそうです。

液晶の描写は正常とのことなので、今回も上層のタッチパネルを交換します。

割れている

パリッと割れていますね。

起動しますが、タッチペンへの反応は皆無です。

当医院では、三つのメニューを用意しており、それぞれの費用は異なります。

  1. 液晶もタッチパネルも丸ごと新品に交換する。
  2. ジャンク品から取り外し割れたタッチパネルのみを交換したリビルド品に丸ごと交換する。
  3. 割れたタッチパネルを剥がしタッチパネルのみを新品に交換する。ただし、分解作業中に破損してしまった場合は、丸ごと交換する。

因みに、隣国からなどで4.3インチのタッチパネル付きの液晶を購入もできますが、色彩、色温度、視野角が違っており購入しても購入できなかったという残念な過去があります。スタッフブログに記事をアップしております。

さて、早速、液晶モジュールを取り外します。

コネクタ

裏面を開封しフラットケーブルをコネクタから外します。

次に表面の液晶周囲の化粧シールを慎重に剥がし液晶モジュールを丸ごと外します。

が、このマジカルスマートノートは強力両面テープでがっつり貼り付いています。

ドライヤーで温めながら、抉って温めを繰り返し剥がします。

液晶モジュール

結構たいへんですが、液晶の表示部に損傷が出ないよう慎重に外します。

ぶっちゃけ、タッチパネルは交換してしまうので、少しぐらいなら割れてもいいです。

で、で、で、タッチパネルを交換します。

このタッチパネルは、液晶のアルミカバーに、これまた両面テープでガッツ石松くっついています。

そこで、秘密兵器を使います。

ホットカッター

半田ごての小手先をホットカッターに交換してこの刃先で両面テープを剥がします。

刃先が、誤って液晶の表示区域に入って傷を付けないようにここも慎重に作業します。

剥がれました

残った糊は、糊剥がしでコツコツ剥がします。

※ほんと地味な作業が続きます。

無事剥がし作業が完了してところで、タッチパネルのフラットケーブルの半田付けを剥がします。

さて、糊を綺麗に除去できたところで液晶の描写テストをします。

ここで、タッチパネルを貼りつけてしまい、後々液晶に何か問題が出ていたとしても、後戻りできません。

??ランプ

大丈夫そうですね。って、なんでランプ?ジーニ?

タッチパネルを貼りつけてタッチパネルのフラットケーブルを半田付けします。

描写エリアとフラットケーブルとの面一を微調整しながら貼りつけます。

で筐体に固定するための両面テープも貼り直します。

半田ブリッジ

タッチパネルのフラットケーブルは、4本の信号が接続されており、X軸のLRとY軸のUDとなります。

カプトンテープ

では、カバーをして動作確認をします。

ジーニ

なるほど、魔法のランプだったんですな。

とタッチ動作も問題なしですね。

これにて修理完了です。