![](http://www.takishita.jp/toy_hospital/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211027_133553-scaled-e1635467047151-853x1024.jpg)
トイストーリー トーキング ウッディ スイッチバネ修理
引っ張り出した背中の紐が元に戻らなくなり発声もしないとのことです。状況は、過去の修理記事と同じ症状のウッディでした。
![](http://www.takishita.jp/toy_hospital/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211027_130024-scaled.jpg)
早速開封してみると、紐と連動する発声スイッチ用のバネが折れておりました。
![](http://www.takishita.jp/toy_hospital/wp-content/uploads/2021/10/バネ折れ.jpg)
過去にも同じ故障を経験しているので、度重なる紐のひっぱりで金属疲労による折れが出たんですね。
![](http://www.takishita.jp/toy_hospital/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211027_130716-scaled.jpg)
同じサイズで折れた部分をつくってあげます。
これで、バネの修復は完了なのですが、紐の巻き上げを元に戻さないといけません。これ、結構たいへんなんですよね。
紐の先にあるプレスチック製のリングが、背中の穴に密着し引っ張る際のバネの引き具合もある程度強くなるように調整をします。
![](http://www.takishita.jp/toy_hospital/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211027_131233-scaled.jpg)
ボビンを固定したまま、バネを巻き上げて固定します。固定しながらが大変ですが、失敗すると、パーンとはじけて部品が飛散するので、もう何回もやり直します。
スイッチの接触の具合もよさそうですね。これにて修理完了です。