ファービー 2012年版 スピーカー交換修理

ファービー

ファービー 2012年版 スピーカー交換修理

ファービーというおもちゃがあります。いろいろお話しができ触ったり話しかけると反応したりと多彩が動きをしてくれる愛くるしい!?ぬいぐるみとなります。

以前からファービーと呼ばれるおもちゃ修理は度々行ってきたのですが、今回は、2012年以降に発売されたファービーとなります。

それ以前は、眼球がよりリアルが眼球だったのですが、2012年からはカラー液晶が埋め込まれ、瞳が動くようになりました。

さて、ファービーの説明はこれぐらいにして、依頼の修理に関して話を戻しましょう。

動き全般は、問題ないのだが声が出ないということでした。

ご依頼者様の町内のおもちゃ病院に一度修理をお願いしたとのことですが、分解できないということでギブアップされたそうです。

声が出ないファービー

声が全く出ていないですね。

この時点での推測は、スピーカーの故障の線が高そうですね。

インターネット上の修理記事でもスピーカーの故障の修理記事を見かけます。

では、早速診断に取り掛かります。

液漏れ痕1
液漏れ痕2

電池ボックスの電極に液漏れの跡がありますね。

電極と取り外し洗浄の上、綺麗にしたいのですが、電池ボックスは、製造組み立ての際に稼働軸が圧入されており電極を外せないです。

圧入軸

この電極は、電池ボックスに付いたままパーツクリーナーで洗浄します。

で次にスピーカーの位置を確認します。

底面のネジを外すとぬいぐるみの留め具が外れます。

尻尾の留め具

スピーカーは、本体側面にあるのですが、本体を分解しないとどうも外せないようです。

ですが、ここで大変な事態に遭遇します。

目周辺留め具

目の周辺の留め具はツメで挿入されているのですが、そのまま引き出せません。

内部で開いているツメを小さいマイナスドライバーで外し引き抜きます。

無理にひきだすとちぎれますので、慎重に作業してください。

ネジがない

とここで、気づくのですが、大事な留めネジがありません。

どうも、前任のおもちゃドクターが付け忘れたようですね。手持ちのネジを付けておきます。

┐( ̄へ ̄)┌」やれやれ

次に耳周辺の留め具も外します。

あああ

前任ドクター様は強引に引っ張った痕がありますね。もう、ちぎれそうです。

慎重に外します。

綺麗に外せました

この留め方を知っていれば難しくなく外せます。

もうスピーカーの穴が見えていますね。

ですが、ここで壁にぶち当たります。

スピーカーは、本体側面にケースに収められて固定されています。

目の周辺の留め具は下部しか外せませんでした。上部の留め具は、耳周辺の留め具を外さないと外せないようです。

耳周辺の留め具

耳周辺の留め具は、耳を外すことができればぬいぐるみを含めて外せるのですが、耳は、プラスチック製のパーツで留められておりこのパーツは、一度はめ込むともう外せないようなパーツです。

強引に外そうとすると、ほぼ100%割れてしまいます。

困りました。どのパーツも破損させず、ぬいぐるみも切り開かずに分解しようと頑張ったのですが、分解するにはぬいぐるみを切り開かないとダメなようです。

インターネット上の修理記事は、どれもぬいぐるみを剥がした詳細が記載していないので、この事態を予想すると、やはりぬいぐるみを切り開いていると思われます。

スピーカー位置
アルミ電極

お腹周囲のアルミ泊は、手で持ち上げた際の感度を検知するための重要な電極なので、剥がしてそのままちぎってしまわないようにしてください。

スピーカーが直ぐそこに見えているのに、ぬいぐるみを切り開くのも、何かやだなーと思いつつ何か策がないか探しておりました。

外せるツメは、全て外し、お腹周囲のアルミ電極も剥がしておきます。次に本体を留めてあるネジも4箇所外しておきます。

すると、完全ではありませんが本体が開き始めます。

外せた

ある程度開けると、スピーカーが収納されているケースを外せるようになります。

留めのツメが周囲にもあるので、簡単ではありませんが注意して外します。

ぬいぐるみを切り開かずにスピーカーを交換できそうです。(*´д`)

左:交換スピーカー 右:故障スピーカー

故障スピーカーを取り外しチェックします。

インピーダンス測定

DC測定にはなりますが、インピーダンスをチェックしますが、O.Lのままですね。

ボイスコイルが断線しているようです。

サクッと交換して元のように組み立てます。

修理完了

無事声も元通り出るようになりました。

分解は難しいのですが、スピーカーの交換でしたら分解せずに交換できました。

前任のドクターさんは、早々に断念してしまったようですが、難しいなりに、他の策を検討し依頼者様の不利益にならないようにがんばっていただきたいです。


元気に元通りの声が出ていることを確認いたしました。

元通りに声を出しながら、動いている姿を見て、 感動しました。嬉しい気持ちでいっぱいです。

家族全員で喜んでいます。

これから今まで以上にずっと大事にしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

ブログも拝見させていただき、修理の道のりがとてもよくわかり、 信頼できる良い病院に預けてよかったと思いました。

~依頼者様のご感想より~