ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100 スピーカー修理

CP-1100

ソニートーキングカードプレーヤーCP-1100 スピーカー修理

約2年程前にゴム系部品の経年劣化で修理のご依頼のあった方より、カードを差し込んでも自走せず再生もしないとのことで修理のご依頼がありました。

既に前回の修理から2年を経過しているので、以前修理した箇所に何か不具合でも再発したかとドキドキしながら診察を開始しました。

到着して直ぐ再生確認をしようと電池ボックスを確認したところ原因が直ぐ判明しました。

極性間違い

単一の乾電池4本が必要なのですが、その内の1本が逆に挿入されており、マイナス同士が向き合ったおります。

もしやと思い電池ボックスの端で電圧を計測すると、電圧0Vで電池間で導通しておらず、乾電池単体でも正常な電圧をキープしておりました。このマイナス同士は、乾電池のカバーの厚みで導通しておらず、災難を免れた形をなりました。

もしですが、このマイナス同士が導通した場合は、この逆に挿入された乾電池が充電状態になりそうで、そうすると液漏れや膨れが出るように推測します。

さてさて、逆の挿入された乾電池を正常に入れなおし、カードを挿入すると無事にゴムローラーが回転をはじめカードを引き込みました。

ですが、音がでていません。

まったくのウンスンです。

再生系に何か故障が起きていそうなので、開封して原因を調査します。

ボイスコイル断線

原因は直ぐ分かり、CP-1100でよくあるスピーカーの故障でした。テスターでもO.Lを示しており、ボイスコイルが断線しているようです。別途クリップ付きのリード線で別のスピーカーをつなぐと無事に再生音が出てきました。

ということで、スピーカーを交換します。

CP-1100で使用されている外径規格が同じスピーカーは流石に入手できなため、電気的な規格の同じスピーカーで装着します。

従来は、ウレタンを手で加工して台座を作り装着していたのですが、ウレタンの在庫が底を付いたので、今回からはおゆまるくんで台座を作成します。

型取り君と同じですが、同じものがダイソーでもおゆまるくんとして売っているのでそれを使います。

おゆまるくん
台座

熱湯で柔らかくしたおゆまるくんをケースに設置しスピーカーを中央にはめ込んでカバーをハメます。

台座

ばっちりですね。綺麗に台座が作れました。

今回はスピーカーのみの交換でしたが、ついでに磁気ヘッドもお掃除をしておきます。

また、カードの再生速度も速めにズレておりましたので、再度調整をしておきます。

約2年程という期間ご使用いただいておりましたが、以前修理した箇所も不具合の再発もなく稼働しており一安心でした。以上で修理は完了です。


カードを試してみましたが、きれいに再生されており安心しました。 子供とまた楽しむことが出来ますこと、嬉しく思います。

~依頼者様のご感想より~