いずみ書房 トーキングリピーターDX カード検知スイッチ修理

いずみ書房 トーキングリピーターDX カード検知スイッチ修理

3年程、保管しており、久しぶりに使用したところカード再生をしなくなっていたとのことです。いずみ書房トーキングリピーターは、アナログ版の修理実績は、こちらにあるのですが、DX版は初めてとなります。

前回のアナログ版は、修理不可能でしたので、今後のDX版は、気合いが入ります。

さて、アナログ版とDX版は、何が違うのかというと、往年の磁気カードを磁気ヘッドで再生する旧来の機種がアナログ版でDX版は、いわゆるデジタル対応がなされています。

カードには、パンチで明けられた穴が開いており、その穴のパターンをフォトリフレクターで読み取ります。読み取ったパターンで、本体側にセットされているコンパクトフラッシュ内の音声を再生するという感じです。

DWE デジタルプレイメイトと同じ設計思想です。カードと音声メモリは、セットが必須ですね。さて、今回のカード再生不良を診察します。

コンパクトフラッシュ
本体内部

カード検知スイッチと横に並んだ複数のフォトリフレクタ。恐らくパンチの穴は、二進数で表現されてて10bit分なので、2^10 = 1024パターンを表現できるのですね。

目隠しされている制御マイコンとTI製 DSPとDRAMとDWE デジタルプレイメイトとすごい似ています。

さて、カード再生しない原因は、直ぐ判明しました。

カード検知スイッチ

このカードが挿入されたことを検知するスイッチが反応していませんでした。端子の電極が上に出ているので、試しに短絡してみるとカード挿入を検知します。※因みに、カード検知のみさせると、鳥のカッコーの鳴き声でエラーであると教えてくれます。

さて、この手のスイッチは、交換しても少し経つとまた接触不良を起こすので交換が一番なのですが、どこを探しても同じ検出スイッチが見つかりません。仕方ないので、洗浄剤をパッケージ外部からスイッチの接点のありそうなところに吹き、つづけて接点回復剤を吹いてスイッチのON/OFFをひたすら繰り返し反応をみます。

検出スイッチ

かなり回復したのですが、やはりまだ検知しないことがあります。このまま返送すると、また接触不良がすぐ再発するかもしれません。そこで、時間経過と共に状況がどのように変化するか1週間経過をみます。

時間経過

やはり、未検知の数が日を追うごとに増えてきます。スイッチの交換以外に完全な修理は無理なのかと取り扱い説明書を見ていると、それらしき原因の記載に目が留まりました。

取り扱い説明書の抜粋

乾電池の消耗!?

乾電池が消耗すると、別途LEDでアラーム警告されるし、そもそもカード再生できてるし、、、。( ,,`・ω・´)ンンン?

そっかー!完全に動作できなくレベルではなく、回路の動作が不安定になるギリギリのラインのため、カード検知の不安定がなったのかと思い、乾電池を調べます。

実は、同封の乾電池は、新品の同封をお願いしていたので、てっきり新品かと思いきや、なんと!容量低下している乾電池ではないですか。。。これに気づいたのが、10/27(火)の時点でした。

早速、容量の十分な乾電池に交換したところ、カード検知不良が完全になくなりました。